映画鑑賞

雑記帳 | 20.11.17

11月も半ばを過ぎ紅葉の美しい季節となりました。京都はここ数日穏やかな日が続いています。

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先日、久しぶりに娘二人と映画を見に行きました。【鬼滅の刃】です。
長女からおもしろいマンガがあるから読むべきと去年コミック本20冊ほどがやってきました。あまり興味がなかったのと、老眼が進み細かい文字は避けているのでコミック達は眠ったままでした。その後すごい人気と知り、そして映画公開。
60代半ば、世の中の波に乗り遅れまくりですが、これは見たほうがいいと思いました。
映画館に行く前に1~7巻までは読むように言われてましたがそれもできず1,2巻6,7巻を読み当日になってしまいました。
結果、衝撃と感動でした。

年齢を重ねていくのも悪くはないと、それなりに楽しく過ごしていたのですが社会では大変なことが次々と起こり、自身も体調が悪くなったりで心身ともに”老い”を感じて疲れている日々でした。
そんな時、映画の中の 煉獄 杏寿郎 (れんごく きょうじゅろう)の
「老いることも死ぬことも人間という儚い生き物の美しさだ。老いるからこそ死ぬからこそ堪らなく愛おしく尊いのだ。」の言葉。

また、若者たちとの考えの違いや付き合い方の難しさ…しかし彼らのキラキラした若さや力強さの素晴らしさ…そんなことにも考え込んだりしていました。
そしてまた、杏寿郎の「柱ならば後輩の盾となるのは当然だ」の一言。
二つの言葉たちには、背中をドーンと押された気持ちになりました。

後、おまけですが「穴があったら入りたい」と杏寿郎が言った時は、久しぶりに聞いた”ことわざ”でクスッとしました。日本のことわざの楽しさ、面白さを再発見しました。

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とにかく鬼滅の刃に、煉獄さんに、心動かされ、いろんなことが少し楽になったように思います。
只今8巻でまたストップしていますが明るい部屋で老眼と仲良くしながら完読したいと思っています。

今回はお店とは結びつかない内容でしたが、今後ともよろしくお願いいたします。

蔵倉 姉