くらまの火祭り

雑記帳 | 24.10.28

10月もあと数日となり、例年より気温は高めですが秋らしさを感じる日々になりました。

さて、ご縁をいただき京都三大奇祭のひとつ「くらまの火祭り」に行かせていただきました。
940年京都御所に祀られていた由岐大明神が鞍馬の地に遷宮する際に村人が無数の松明を持って出迎えたという故事にあり、それを伝え遺しているのが鞍馬の火祭りであるといわれています。

氏子さんの玄関先の「えじ」に一斉に点火。それが祭りの始まりで、大松明に火が点けられ男性たちは火の粉をもろともせず担ぎ上げ「サイレイヤ、サイリョウ」と掛け声を繰り返しながら山門前へ向かいます。

そして、山門前に大小の松明を担いで集結し2基の神輿が石段を駆け降りる姿は壮観でした。

鞍馬の地が火に包まれ幻想的で、勇壮な装束の男性たちの力強さ、迫力を目の当たりにした一夜でした。
そして、親から子へと脈々と受け継がれる鞍馬の住民の皆さんのご努力に感動、敬意の思いでした。

そして、当日は臨時休業をいただき、また貴重な経験をさせていただきありがとうございました。

さてさて、いつもの通りお店では日本酒のご用意がいろいろとあります。
今は「新酒」と新酒を寝かせた「ひやおろし」を同時に味わっていただける時期でもあります。

新潟県:高千代酒造店さんの「巻機」MAKIHATA初しぼり無濾過生酒
新潟県:加茂錦酒造さんの「荷札酒」紅桔梗 純米大吟醸
高知県:西岡酒造店さんの「久礼」純米辛口ひやおろし
里芋の天ぷら 天つゆ、またはお塩でお召し上がりください

最後になりましたが、いつもご利用いただきありがとうございます。

当店では、国産材料を使い質の高いお料理をご提供できるようにと努力を重ねてまいりました。が、ここ数年の原材料の高騰により価格の変更をさせていただくことになりました。
誠に申し訳ございませんが、ご理解のほど、どうぞよろしくお願い致します。

いつものことながら、今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

今後とも「蔵倉」をお引き立てのほど、どうぞよろしくお願い致します。