滋賀県の酒蔵さん
雑記帳 | 23.05.18
一日順延された4年ぶりの葵祭が終わりました。次は昨年も巡行されましたが、7月の祇園祭ですね。
5月からコロナも5類になり以前のような日常に戻りつつあります。
さて、少し前ですがゴールデンウイークに3連休をいただきました。
店主と私(姉弟)そして、私の夫と3人で滋賀の酒蔵さんに行ってきました(弟と行動をするのはなかなかのレアな出来事です)。
1軒目は木之本の「冨田酒造」さん。
1534年創業の歴史を持つ古酒蔵。ここで生まれ、育ち、熟成されるのが「七本槍」です。純米酒は米本来の旨みを引き出した辛口でしっかりとした人気の一本です。購入しお店に置きましたが直ぐに売り切れてしまいました。
せっかく冨田さんが出てきてくださったのに写真を撮り忘れました…残念。。
2軒目は同じく木之本の「山路酒造」さん。
こちらは1532年創業。清酒「北国街道」や「桑酒」が有名です。
日本で唯一、桑の葉でお酒を造っておられ、その飲み方にはいろいろなバリエーションがあり驚きました。「北国街道」はまろやかな味わいでもちろんおすすめなのですが、創業490年記念のラベルが素敵と思いました。「白舟書体」というそうで白地に黒の文字が超モダンです。
そして3軒目は高島市マキノの「吉田酒造」さんです。
琵琶湖の北西岸にあり桜で有名な海津大崎がすぐのところです。
清酒「竹生嶋」は地元の方々から長年にわたり愛され続けています。
「天祐一献 竹生嶋」は華やかな香りながらコクもある純米吟醸酒です。
伝統を守りながらも革新されているんだ…と感心しました。
最後にお邪魔したのは高島の「福井弥平商店」さん。
4日は休業日とのことでしたのであきらめていたのですが、たまたま前を通ったら福井さんがお祭りの片づけをされておりお話しすることができました。
「萩の露」中汲み無ろ過生 辛口特別純米
「萩の露 美里」純米
萩の露さんは人気のお酒でいろいろ造られ銘柄もたくさんお持ちですが「美里」は比叡山麓の「仰木の棚田」の保全を目指す純米酒で棚田米を活かすため極力精米せずに造られているそうです。
どの酒蔵さんも長い歴史を持たれているからこそ「革新」や「SDGs」などに取り組まれているんだなと改めて感心しました。
いい機会を持てたこと、いろんな方に出会えたことに感謝です。
木之本の「すし慶」さんでランチをいただきました。鯖寿司が美味しかった。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。