春の到来と自家製調味料

雑記帳 | 22.03.13

早いもので3月も半ばになろうとしています。
まん延防止等重点措置も21日で終了の予定です。以前のような日常が早く戻ってくれればと思います。

時間の経過と共にお料理もどんどん春らしくなってきています。

さて、お店では当然のことですが、ほとんどの調味料が自家製です。
基本となる出汁はもちろん、ぽん酢、土佐酢、サラダ用ドレッシング、コロッケなどの揚げ物用ソース、田楽みそ、酢みそ、木の芽みそなどなど作っています。

例えば、土佐酢は三杯酢にかつお節を加えたもので、三杯酢よりも酢の味やくせが弱く、だしの旨みがいっそう加わります。追いがつおもしていますので、ますますなめらかです。かに酢、わかめ酢、もずく酢など酢の物に使います。
春の食材である「ほたるいか」も3月に入りおだししています。酢みそ、土佐酢どちらもおすすめです。

「新玉ねぎと日向夏のサラダ」にも自家製ぽん酢をベースにしたドレッシングが下に入っています。爽やかな、今の時期だけのものですので是非お試し下さい。

また、なす田楽の田楽味噌もおすすめです。
以前、外国人のお客様が白ごはんに乗せて召し上がっていました。彼らにはめずらしいソースだったのかもしれませんね。

春も進みますと、「ふきのとうとタラの芽の天ぷら」「焼きたけのこ」「若竹煮」などいろいろメニューに上ります。
やはり、季節のものをいただくのは身体にも、心にも嬉しいことです。

もう数週間で桜の開花になります。毎年のお花見は1年の中でも本当に楽しみです。京都にもたくさんの観光のお客様がいらっしゃることと期待しています。
そして、春からの1年がスムーズに流れますように祈っています。

ありがとうございました。       蔵倉 姉