節分と立春

雑記帳 | 23.02.06

2月3日は節分でした。

邪気を払い無病息災を願う行事ですが、豆まきや、いわし焼き、恵方巻きをいただくなど、最近はいろいろな過ごし方があります。

しかしながら、「豆まき」が一番の定番なのかと思っています。

当日は「鬼は外、福は内」と言って福豆をまき、まき終わったら、1年の厄除けを願い、自分の年齢よりも1つ多く豆を食べる「年取り豆」をします。
若い頃(幼い頃)はもっとたくさんの豆を食べたいと思いましたが、年を重ねると、もう食べられない…になってきました。

そういう時に「福茶」があるというのを知りました。
それは、福豆を吉数の3粒入れ、昆布茶や梅干しなどを入れたお茶にして飲むことだそうです。これは3粒でないといけないらしいので、もう何年後かにしようとは思っています。

節分の翌日には、何軒かのご家庭の玄関先で福豆を見つけましたので、「豆まきしはったんやなあ」…とニヤッとしてしまいました。

節分の翌日は立春で、暦の上では春が始まる日です。
まだまだ厳しい寒さが続きますが、日足は伸びて、日の出、日の入りとも早く、遅くなってきました。

そんな中、日本酒の酒蔵さんでは、春の始まりを寿ぐこの日に、早朝に搾ったばかりのお酒を、その日のうちにお届けする「立春朝搾り」を提供されています。
今年は、お店では京都府の「月の桂」をご用意させていただきました。
御祈禱もされていて本当に縁起物だと思います。

また、そんな時候の変わり目に蔵倉の看板も新しいものになりました。

古いほうは、もう20年以上も使っていましたので、キャスターもいがみ、傾きながらも、よく頑張って風雨に耐えてくれました。(ありがとう…泣)
新しいほうは、ひとまわり大きくなってまた頑張ってもらいます。

看板ともども、今後ともどうぞよろしくお願い致します。

最後までお読みいただきありがとうございました。